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誰もがありのままに生きられる社会。その実現のためやったら、なんだってやりたいです。

PRIFILE
障がいグループ/マネージャー
池田 佳奈
大阪出身。中学時代の先生との出会いをきっかけに教員を目指す。大学卒業後、特別支援学校高等部の教員を5年務め、障がい者の就労支援や教育を手がける企業へ転職。100名規模の就労移行支援施設の支援員、センター長を経てパートナーの転勤を機に退職し名古屋へ。出産を経て友人経由でマザーズと出会い入社。2022年3月より現職。一児の母でもある。

この先生みたいに信頼できる大人になりたい。

ちっちゃい頃からずっと「私がちゃんとせな」と思いながら生きてきました。両親がとても頼りなくて、今思えば親として機能していなかったような家庭でしたから、子どもながらに「信頼できるのは自分だけだ」と思っていたんですね。でも、中学生のときに初めて「信頼できる大人」と出会いました。それは、担任の先生でした。唯一心を許せる人で、その先生の前では素の自分でいられたんだと思います。褒められるよりも、よく叱られていましたね。でも、それが嬉しかった。あぁ、私も、頼れない親しかいない子からも、もっと言えば親がいない子からも「信頼される一人の大人」になりたい。そう強く思ったことが、教員を目指すきっかけになりました。

家族がいろいろありつつも勉強は好きだったので、5回にわたる引越しを経験しながらも、大学へ進学。教育実習で訪れた特別支援学校での経験が、今の仕事につながっています。私はもともと声にコンプレックスがあったのですが、そこの生徒で普段は目をつぶって体も動かせないような重い障がいのある子が、私の声を聞くと目を開けてくれるようになったんです。この声でも誰かの役に立てるんだと思うと嬉しくて。他にも、10円玉を知らない子どもに10円玉のことを色や形、重さ、においで伝えるような、自分にとってのあたりまえを、知らない誰かに伝える工夫が楽しかったんですよね。その経験から障がい者支援の道を歩みはじめました。

ありのままの私を受け入れてもらえる体験

大学を卒業して5年、大阪の特別支援学校で先生をしていました。生徒と過ごす時間は楽しかったのですが、もともとADHD(注意欠如・多動症)傾向が高いのもあって教員には向いていなかったんですね。書類の不備が多く学級新聞を何度も書き直しましたし、目上の人にまで「あのね」って話しかけるクセは何度注意されても直らなかったです(笑)当時はストレスで体中にじんましんが出ていました。

また、その学校では「枠にあてはめる就労支援」が多く、生徒が企業Aに行きたいと言っても「君は企業Bだ」と教員側が決めてしまうんです。そんな方針に疑問や反発を持ちながらも、知識や経験がなく戦えない自分が悔しく、この環境で年齢を重ねたくないと思い、障がい者の就労支援や教育事業を行う会社に転職。結婚・出産を経て、友人経由で知ったマザーズへ入社しました。 びっくりしましたね。こんなにありのまま私を受け入れてくれるの!?って。1歳にならない子がいること、私のちょっと…どころではない、だいぶ変わっているところもぜんぶ理解してくれたうえで「どうすれば働きやすいか」を考えてくれたんです。はじめは時短で働けるようにと、施設改善の仕事を週2日、業務委託で。子どもを保育園へ預けられるようになってからは、正社員として障がいグループのマネージャーに。働くなかで感じるのは、上司や代表からの愛情。何気ないメールのなかに労いの言葉があったり、悩んでいるとすぐに飛んできて話を聞いてくれたり。これまで(家庭環境や職業人生で)愛情を十分に享受して来なかった分、今は愛情を存分に浴びながら「愛情」について学び直しているところです(笑)この愛情を一緒に働く仲間に返していくことが自分のミッションだと思っています。

まず私が「人生 楽しく 自分らしく」を体現したい!

私が今働けているのは、いいところだけでなく、苦手なところも含めてありのままを受け入れてくれる人がまわりにたくさんいるから。障がいのある方の多くが「こんな自分には働くところなんかない」って自分で自分を受け入れられていない方が多いんです。でも、そうじゃないですよね。変わるべきは社会のほう。だから、私はメンバーさんに声をかけるんです。「ありのままでいいよ。ありのままのあなたで受け入れてくれる場所や人は必ずいるから。生きていればどうにかなるから、一緒にやっていこうよ」って。それは私自身がこれまでの人生で証明し、確信していること。それは、メンバーさんだけでなく職員に対しても同じ。その人のありのままを尊重して、絶対に否定しないと心に決めています。

ありのままでいい。それを伝えつづけるためには、まず私自身がありのままでいること。そして、マザーズの掲げる「人生楽しく自分らしく」を私が体現することが欠かせないと思っています。じゃないと「嘘だ」って見透かされてしまいますよね。誰もがありのままに生きられる社会をつくる。私はそのためなら、なんだってやりたい。代表をはじめ、そんな社会を実現するためのアイデアを出す人が社内にはたくさんいる。私はその道筋を整えていくような仕事をしていきたいと考えています。

1日の流れの一例
6:30  起床 こどもにごはんを食べさせて出かける支度をする
7:50  保育園へ 通勤電車のなかでメールやメッセージを返信
9:00  出勤 勤務時間中は管理者さんとの打ち合わせや上長との打ち合わせ。利用者さん支援、職員さんのフォロー、 行政や他の事業者とのやりとりなど
16:45 退社 保育園へこどものお迎え
21:00 寝かしつけ 翌日必要な資料の準備やメールの返信作成など
23:00 就寝
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