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Iの思い出

東京から来た、生粋の江戸っ子、Iさん。ほのかの森始まって以来の、破天荒な方でした。入居数日目から、私は「ボス」と呼ばれ、何かあれば呼びつけられ、取っ組み合いになったことも…。

けれど、騒然とした状況の中、出かけた名古屋城の満開の桜の下で「嫁さんに見せてやりたい」と言ったあなたの言葉が、何よりの真実だったと、今は思っています。

初めて、一緒に温泉につかり、同じ窯の飯を食った日々。あなたが、初めて私の前で泣いた夜。東京へ戻る際、ろくに別れの言葉もかわせず、手渡した名刺を頼りに、戻ってすぐ電話をくれた夜。あなたの不安な声を聞いて、涙が出ました。

今、どうしていますか?

生きている限り、いつかきっとまた会える。

それまで、ボスがここを守ります。

 

☆いっしー☆









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